ここから本文です

女性ならではの視点を
活かして活躍できる
場所がたくさん。

株式会社市川工務店
建築部 工事課

加藤 あや さん

入社10年目。入社後は経理を担当した後、土木部を経て5年前から建築部へ。各種書類の作成や写真の整理など、現場の支援業務を担当している。

※取材・撮影:2018年12月

仕事と家事の両立を会社全体で応援。 働きたい女性が活躍できる環境が整っています。

現場に近い仕事だからやりがいも大きい

現在、私が担当しているのは現場の支援業務です。頻繁に現場の事務所に足を運び、申請に関する書類の作成や、現場で撮影された写真の整理など、施工管理のスタッフが行う事務作業を代わりに行うのが役目です。事務作業とはいえ、現場に近い場所で仕事ができますから、建物の着手から完成までの一連の流れを見届けることができ、オフィスでずっと仕事をしていた時に比べて、やりがいを実感できる機会が多くなりました。

10年前と比べて女性の数は確実に増加

私はこの会社に入社して10年ほどになりますが、この間、現場で活躍する女性はだいぶ多くなったと感じています。最近では、実際に工事を行う職人さんたちや、ダンプトラックの運転手の中にも女性がいたりしますから。もちろん、男性が大半を占めている状況は変わりませんが、それでも少しずつ確実に女性が増えてきているなという印象です。

女性ばかりの職場より気楽な一面も

建築業界を知らない人からすれば、どうしても「汚い・キツイ仕事」というイメージが強いと思います。私自身、友だちから「大変だよね」と言われることも多いです。でも、実際に現場を見てもらえば分かると思いますが、最近は女性専用トイレが設置されている現場も多いですし、事務所内に女子更衣室が設けられることも普通になってきています。以前に比べてかなり改善されていると思いますね。また、私の個人的な感想ですが、女性ばかりの職場で変に気を遣うよりも、むしろ気楽というか、居心地がいいなと思うことも多いです。

家事・育児との両立支援も万全。 女性に向く仕事もたくさんありますよ。

子育て支援エクセレント企業に認定

当社は、岐阜県の「子育て支援エクセレント企業」に認定されています。これは、社員の仕事と家庭の両立を支援する会社の中から、特に優秀な取り組みを実践している企業に与えられるものです。当社では、産休・育休後に職場復帰している女性社員が多いです。また、同じように家事との両立に取り組む女性たちが、日頃の悩みを気軽に話したり、相談したりできる「けんけんぱ」という女性技術者の会も設けられています。

女性たちでさまざまな活動を展開

「けんけんぱ」では、女性ならではの視点を活かしてさまざまな活動を行っています。2ヵ月に1度、参加メンバーが集まって今後の活動などについて話し合い、これまでも会社の多目的室をリフレッシュルームに作り変えたり、現場の環境パトロールなどを行ったりしてきました。また、小学生などを招いた現場見学会では、女性たちが案内役を務めています。このように、女性らしい視点でいろんな活躍ができる点も、当社の魅力の一つだと思います。

女性が活躍できる場所はたくさんある

建築現場には、男性が大半を占めている分、女性ならではの視点が活かせる部分がたくさんあると感じています。特に、私が担当している現場の支援業務においては、書類の作成やチェックなど、男性よりも女性の方が向いていると感じる作業が多いです。最近は、以前に比べて休みもしっかり取れますし、残業も少なくなってきています。女性が活躍できる環境が整ってきているだけに、建設業界に興味を持ってくれる方がもっともっと増えてくれるとうれしいですね。

ぎふジョ!女性の活躍を応援するポータルサイト