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建築技術者の仕事とは?

建築の仕事は、みなさんがお住まいの住宅やマンション、それから学校やショッピングセンターなどの建物をつくることです。
これらは当たり前のようにみなさんの周りにあるものですが、人々が安心して豊かな暮らしを送るために欠かせないものでもあります。
建物ができるまでには、設計段階や工事段階で様々な技術者(設計者、現場監督など)や技能者(職人さん)が携わっていて、それぞれが知恵や技術を出し合って、安全で快適な建物をつくりあげています。
このページでは、建築に関わる技術者の仕事を紹介します。

なお、技能者(職人さん)の仕事については、以下のサイトなどで紹介がされています。
建設のしごと/(一財)建設業振興基金
18歳のハローワーク/建設産業人材確保・育成推進協議会

建築設計事務所の仕事

建築設計事務所の仕事は、施主(お客さん)が必要とする建物を具体化することです。
建物の使用目的や敷地の条件、施主の要望・予算などから、建物の配置やデザイン、構造などを検討し、その完成像を図面や模型などを用いて施主に提案します。また、工事にかかる費用の算出(積算)やおおよその工程を検討することも重要な仕事です。工事が始まってからは、工事が設計図どおりに進んでいるか確認(監理)し、時には、現場の諸条件に応じて設計を変更することもあります。

設備設計事務所の仕事

設備設計事務所の仕事は、電気・ガス・水道・空調などの建物に必要な設備を、その建物で人々が快適に過ごせるように計画することです。
建物の使用目的や求められる環境、施主(お客さん)の要望・予算などから、建物に必要な設備機器の選定や電気・ガス・水・空気などを運ぶ方法を検討します。また、工事にかかる費用の算出(積算)やおおよその工程を検討することも重要な役割です。工事が始まってからは、工事が設計図どおりに進んでいるか確認(監理)し、時には、現場の諸条件に応じて設計を変更することもあります。

建築工事の施工管理の仕事

施工管理とは、工事の安全・品質・工程の管理等を行うことです。
建物をつくるためには、大工工事や左官工事、塗装工事など様々な専門工事が必要となります。建築工事の施工管理の仕事は、こうした各種専門工事がスムーズかつ安全に、また品質良くできるように、総合的に管理・調整を行う仕事です。

電気設備工事の施工管理の仕事

施工管理とは、工事の安全・品質・工程の管理等を行うことです。
建物に係る電気設備には、照明設備や通信設備などがあります。電気設備工事の施工管理の仕事は、電気設備工事の各工程がスムーズかつ安全に、また品質良くできるように、管理・調整を行う仕事です。

機械設備工事の施工管理の仕事

施工管理とは、工事の安全・品質・工程の管理等を行うことです。
建物に係る機械設備には、給排水設備や空調衛生設備などがあります。機械設備工事の施工管理の仕事は、機械設備工事の各工程がスムーズかつ安全に、また品質良くできるように、管理・調整を行う仕事です。

建物ができるまで

建物が完成するまでの流れを、
普段はなかなか見られない工事現場内部の写真を交えながら実際の工程に沿って紹介します。