建築工事の施工における建設業法等を正しく理解し、建築工事の安全かつ適正な施工を確保するため、現場技術者をはじめ建築業等に携わる関係者のスキルアップを図ることを目的に実施しました。
受講者の方からは、「重要事項が分かりやすくまとめた資料で、例を踏まえた説明が良かった。」「今後の動向を含め参考になった。」「今後も参加させていただきます。」といった嬉しいご意見をいただきました。
今後も建築業や建築設備業に携わる方に役立つ研修会を開催していきますので、是非ご参加ください。


建築工事の施工における建設業法等研修
開催日
令和7年5月29日(木)
時間
10:30~12:00、13:00~15:30
会場
岐阜県シンクタンク庁舎 5階 大会議室(岐阜市薮田南5丁目14-12)
受講者
岐阜県内で建築業・建築設備業に携わる実務担当者等
講師
一般財団法人全国建設研修センター 専任講師 三谷 浩一郎 氏
研修内容
1 建築工事における安全管理(午前)
- 労働災害の現状
- 建築工事における労働安全衛生法
- 建築工事の安全衛生法の重要条文
- 労働災害のよる事業者の四重責任
- 労働災害と書類送検事例
- 建築現場における安全衛生管理体制
- 安全衛生管理活動
- 災害発生時の措置の要点
- 近年の労働安全衛生法・規則の改正強化
2 現場で違反しないための建設業法(午後)
<建設業法の基本と技術者制度>
- 建設業に関する最近の動向
- 建設業法の基本
- 技術者制度
- 技術者の専任
- 技術者配置の合理化
<適正な請負契約と施工>
- 建築工事の請負契約
- 適正な請負契約
- 請負契約等での禁止規定
- 適正な見積・必要な情報の通知
- 検査・引渡し
- 請負代金の支払い
- 一括下請負けの禁止
- 施工体制台帳・施工体系図
- 帳簿・営業に関する図書の保存等
- 特定建設業者の責務
- 監督処分等