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建築を学んでいる方向け

建物ができるまで

躯体工事

鉄筋・型枠

基礎工事と同様に、柱や梁、床などの骨組みとなる鉄筋を組み立て、コンクリートを打設するための型枠を建て込みます。
梁などの型枠を支えるため、パイプサポートと呼ばれる支柱を用います。
※写真は1階躯体工事(施工途中)の様子です。

コンクリート打設

ミキサー車で運搬してきたコンクリートをポンプ車で汲み上げて、流し込んでいきます。
設置した鉄筋や型枠がズレないように注意しながら行います。
また、コンクリートは時間が経つと固まってしまうため、作業にかかる時間にも気をつけなければいけません。
注入したコンクリートは隅々までいき渡るよう振動を与えながら均していきます。

脱型

コンクリートが十分に固まったら型枠を外します。
型枠の取り外し時期は、コンクリートを打設してからの期間やコンクリート強度などで判断します。そして、型枠がすべて取り除かれると、建物の形が見えてきます。
この後は外部や内部をキレイに仕上げたり、実際に建物を使用するための設備を整えていきます。

上から見た建築現場の様子

2019.06.13撮影

2019.07.29撮影