2級管工事施工管理技士(2022年度合格)
坂梨 佑太さん(26)
※取材・撮影:2022年12月
学歴:大学卒
勤務先:大東株式会社
- 資格を取得しようと思ったきっかけ
私は現場管理などを行う工務部で勤務しているため、ゆくゆくは一級管工事施工管理技士を取得したいと考えています。そこで、最初のステップとして二級管工事施工管理技士の資格を目指しました。大学時代には建築分野を学んでいなかったため、実務経験3年以上という受験資格をクリアしたタイミングで試験を受けました。
- 勉強期間、時間
受験の半年前くらいに過去問題をチェックし、「だいたい答えられそうだな」という感触を得ました。そのため、学科については試験前に追い込みで勉強した程度です。勉強に費やしたのは仕事を終えて帰宅した後の1時間くらい。これを試験前の2週間ほど続けましたので、トータルの勉強時間は20~30時間程度だったと思います。
- 勉強方法
ネットで収集できる5~6年分の過去問題を出力して繰り返し解くのが基本でした。その後、過去問題を解いているだけでは意味が分からず、単に回答を暗記して解いているだけの部分が出てきてしまったので、試験前に本腰を入れるタイミングで改めてテキストを購入して勉強しました。
- 心掛けたこと
日々の仕事もありますし、ダラダラ勉強するのは良くないと考えていたので、「今日はこれだけは必ずやる」という分量を決めてやり切るように心がけました。試験前の直近1~2週間は、仕事の予定もある程度把握できたため、あらかじめスケジュールを決めて勉強時間を捻出できるように工夫しました。
- 資格取得における仕事内容の変化
取得前と比べて日々の業務に大きな違いがあるわけではありませんが、二級管工事施工管理技士の資格を取得できたことで、仕事に対する自信が芽生えた感じがします。ゆくゆくは一級施工管理技士を取得することが目標ですので、実務経験などの基準を満たした段階で早めに取得したいと思います。
- 今後資格を取得される方へのアドバイス
普段から業務で使っている言葉がたくさん出てきますのでそこまで難易度は高くないと思います。ただ、マークシートへの記入方法など、試験に向けた準備が必要な要素もありますので、まずは過去問題を解いてみるところから始めてみてください。どこが理解できていないのかも明確になるのでお勧めです。あとは周りの先輩たちにアドバイスを求めるのも大切だと思います。