2級電気工事施工管理技士(2022年度合格)
野々村 直之さん(35)
※取材・撮影:2023年10月
学歴:短大卒・制御技術科
勤務先:株式会社東光電工社
- 資格を取得しようと思ったきっかけ
電気工事の現場管理に携わる中で、いずれは先輩の皆さんも取得している1級施工管理技士を取ろうと思っていました。そのためのステップとして、まずは電気工事士の有資格者であれば受験できる2級電気工事施工管理技士を取得しようと考えました。
- 勉強期間、時間
試験日の2カ月ほど前に、施工管理技士の資格取得を支援している会社の事前講習を受けました。その結果をもとに、どのように勉強すればいいのかを考え、仕事を終えて帰宅してからの1時間を勉強に充てるようにしました。ただ、業務が忙しい時は、時間を捻出するのに苦労しました。土日はやる時はやる、休む時は休むというメリハリを大切にしていました。
- 勉強方法
まずは分厚いテキストにざっと目を通しながら、講師の方のアドバイスを参考にして重要部分にマーカーを引き、そちらを重点的に勉強するようにしました。そして、ある程度テキストを読み進めたら、その都度いくつか問題を解いてこまめに復習するようにしました。
- 心掛けたこと
この業界の経験が浅く、先輩のお手伝いをしながら学んでいる段階だったので、知らない内容がたくさんありました。そこで心掛けたのが、過去問を解きまくること。5年分の過去問を3回くらい解きました。また、他の資格の試験も同じ時期に重なっていたため、それぞれ期間を区切りながら一つずつ集中して勉強するようにしていました。
- 資格取得における仕事内容の変化
業務内容自体はそれほど大きく変わりませんが、2級電気工事施工管理技士を取得できたことで、日々の業務に自信を持って取り組むことができるようになったと思います。また、資格試験の勉強を通じて知識が広がり、実際の現場で役立つことも多いと感じています。
- 今後資格を取得される方へのアドバイス
勉強のやり方は人それぞれだと思いますが、計画的に進めていくことが一番大事だと思います。私の場合、早い段階で講習を受けて勉強のポイントを掴み、効率的に学習を進められたのが大きかったと感じています。必要に応じて外部の講習などもうまく活用しながら勉強するのがおすすめです。