照明器具やスイッチ、コンセント、放送スピーカ、エアコンなどを使うためには、その場所まで電気を供給する配線が必要です。
建物が完成すると大部分は隠れてしまいますが、天井内や壁内などにはたくさんの配線が張り巡らされています。

躯体の打込み配管(校舎の床)

躯体の打込み配管(校舎の床)

躯体の打込み配管(校舎の壁)

躯体の打込み配管(校舎の壁)

天井内の配線(校舎内部)

天井内の配線(校舎内部)
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電気設備工事は、建物や外構工事の進捗状況に合わせて、工事がされていきます。
照明器具やスイッチ、コンセント、放送スピーカ、エアコンなどを使うためには、その場所まで電気を供給する配線が必要です。
建物が完成すると大部分は隠れてしまいますが、天井内や壁内などにはたくさんの配線が張り巡らされています。

躯体の打込み配管(校舎の床)

躯体の打込み配管(校舎の床)

躯体の打込み配管(校舎の壁)

躯体の打込み配管(校舎の壁)

天井内の配線(校舎内部)

天井内の配線(校舎内部)
天井や壁などが貼られたら、照明器具やスピーカなどの器具を取り付けていきます。器具の取付位置を確認し、天井や壁などに穴をあけて、配線しておいた電線やケーブルと接続します。
建物の規模や用途により、火災や地震時などに安全な避難ができるよう手助けをしてくれる、火災警報器、誘導灯、非常用照明など設置することもあります。
総称としては、自動火災報知設備と呼ばれ、火や煙を感知してベルや音声などにより火災を知らせてくれる設備。感知器、ベル、ランプ、受信機などの機器により構成されます。
学校では体育館などに設置される場合があり、火災時などに建物の外へと誘導してくれる照明器具のこと。バッテリーが内蔵されているため、火災などで電気の供給が途絶えても一定時間点灯します。人が駆け出すような白いシルエットが描かれた緑色に光る照明です。
火災時などに安全に避難するために、足元を照らしてくれる照明器具のこと。誘導灯と同様にバッテリーを内蔵しており、一定時間点灯します。

LED照明器具の取付

LED照明器具の取付

放送卓(校内放送)の取付

スピーカの取付
電気を多く使う建物は、電力会社の電柱などから高圧電力のまま受変電設備と呼ばれる設備で受電し、低圧の電気に変換して、建物内の各分電盤に電気を送ります。
また、災害などにより電力会社からの電気の供給が途絶えた(停電)場合でも、建物に電気を供給できるよう非常用発電機などが設置されます。
近年、地球温暖化対策のため、建物にソーラーパネル(太陽光発電)と蓄電池が設置されることがありますが、災害時の非常用電源としての活躍も想定されています。
また、台風や大雨などにより建物の下階が浸水することを想定して、受変電設備と非常用発電設備を安全な中間階や屋上などに設置することもあります。
今回の工事では、学校の敷地内に既に受変電設備があるため、既設キュービクルのブレーカ取替や新築校舎の配線を接続する工事を行い、校舎の屋上に太陽光発電設備を設置しました。
600V超~7,000V以下の電力のこと。一般家庭は、使用する電力が少ないため、電力会社の電柱などに設置された変圧器(電柱の上にあるドラム缶形状のもの)と呼ばれるもので、低圧600V以下(主に家庭で使われる電化製品などは100V/200V)にして供給がされています。
高圧電力で受電した電力を低圧電力に変圧し、照明器具やコンセントなどの配線器具やエアコンなどの電源として使用できる電力に変換する設備です。建物内や敷地内に設置されます。近年、キュービクル式と呼ばれる箱型の受変電設備が多くなってきているため、キュービクルと呼ばれる場合もあります。

ブレーカの取替(受変電設備)

配線の接続(受変電設備)

太陽光パネル(発電設備)

太陽光表示モニター(発電設備)
総合盤には、校内放送設備、防犯カメラ、火災報知機、トイレ呼び出しなど学校を管理するために必要な設備を集約しています。操作パネルなどを設置し、予め配線しておいたケーブルと接続します。今回の工事では、既存校舎に既設の総合盤があるため、機器の一部取替や新築校舎の配線を接続する工事などを行いました。
分電盤には、受変電設備からの電源配線や各部屋の照明器具やコンセントなどの配線器具へ電源を送るための配線を接続していきます。
一般家庭で置換えるとブレーカ盤のことで、建物の規模や用途に応じて複数設置される。ブレーカは、維持管理の役割だけではなく、大きな電流が流れ配線が焼けてしまわないように保護したり、漏電して人が感電してしまうのを防いでくれたりする役割も担っています。

総合盤の機器取替

総合盤の機器取替後

分電盤の搬入

分電盤の取付

分電盤の取付

分電盤の配線接続
工事が完了したら、建物内や敷地内の電気設備機器に電気が正常に送れているかチェックをします。漏電していないか、電圧が基準値となっているかなど、計測機器により1つ1つ丁寧に確認をし、点検記録などに点検結果を記入していきます。
漏電、電圧の基準値超えや基準値未満は、重大な感電事故や機器の動作不良などに繋がる恐れがあるため、検査を行うことがとても重要です。

分電盤の検査(電圧測定)

分電盤の検査(電圧測定)

分電盤の検査(絶縁抵抗測定)

分電盤の検査(絶縁抵抗測定)
照明器具の明るさのチェックなども行います。部屋の用途に応じた照度が確保されているか計測機器を用いて確認していきます。
明るさを示す指標の1つで、部屋の用途に応じ設計時に値を決めていきます。現場では設計どおりの照度となっているか、1部屋につき複数箇所測定し、その平均値が設計照度と同じか確認をしていきます。

照度測定

照度測定