ここから本文です

※取材・撮影:2023年2月

学歴:大同大学 電気電子工学科卒
勤務先:内藤電機株式会社(2015年4月入社)

資格を取得しようと思ったきっかけ

会社からの後押しが一番のきっかけです。先輩の皆さんも取得していますし、合格すれば報奨金が出るほか、月々の資格手当も支給されるのが大きな魅力でした。2021年は例年に比べて業務量が落ち着く見通しだったため、勉強時間が確保しやすかったのも大きな理由の一つです。

勉強期間、時間

一次試験の勉強は2カ月前から始めました。土日にそれぞれ6時間ずつ、仕事の合間などを含めてトータルの勉強時間はおよそ110時間です。二次試験の勉強を始めたのは1ヶ月半くらい前から。一次試験の時と同じように土日を活用し、全体で80時間くらい勉強しました。

勉強方法
仕事がある平日はほとんど勉強せず、土日に集中して取り組むようにしました。また、家に持ち帰って勉強するのは身に入らないため、図書館の自習室などを使うことが多かったです。教材には先輩からお勧めされた市販のテキストを使いました。写真付きで見やすいものを選んだのが良かったです。
心掛けたこと

私は元々勉強が好きなタイプではありません。そこで「一級電気施工管理技士の資格が取れればもう勉強しなくていい」と自分に言い聞かせて努力するようにしました。また、家ではどうしてもサボりがちになるため、特に試験前の追い込みの時期には、業務が終了した後、そのまま会社の事務所に残って勉強するようにしました。

資格取得における仕事内容の変化
資格取得後も日々の業務に大きな変化はありませんが、仕事の自信に繋がったと感じます。また、自社のホームページに資格取得者の人数が記載されているのを見ると、会社に貢献できたという実感が持てて嬉しいです。勉強を通じていつもと違った工程表の作り方などを学びましたので今後の業務に活かしていきたいです。
今後資格を取得される方へのアドバイス

大事なのは過去問を解くこと。繰り返し問題を解けば、苦手分野が明らかになるので効率的に学習を進められます。ただ、過去問だけでは「なぜ不正解なのか」が分かりません。自分に合ったテキスト選びも大切だと思います。試験当日は、筆記用具などに細かな規定があるため、改めて要綱を確認しておくと安心です。