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自分の判断が
工事の進捗にも影響。
責任が伴う分、
やりがいも大きい。

Profile

岐阜県立岐阜工業高校卒。21歳。設備システム科で学んだ後、株式会社ダイワテクノに入社。入社時から工務部に所属し、令和3年に竣工した岐阜市庁舎の機械設備工事などを担当。現在は、施工管理の責任者として農協関連の建物の改修工事などに携わっている。

AKIHIRO ANDO

安藤 昌寛さん
※取材・撮影:2021年11月

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機械いじりが大好きで、機械設備工事の世界へ。

機械設備工事に興味を持ち始めたきっかけは?

昔から機械に触れるのが好きだったのがきっかけです。普段から自分でいろんな機械を修理していたこともあり、中学卒業後は、周囲の勧めもあって岐阜県立岐阜工業高校に進学しました。当初は、建設工学科にも興味を持っていたのですが、機械設備についてより深く学べる点が面白そうだと感じ、設備システム科を選択しました。

どのような勉強や過程を経て入職したのですか?

高校時代には、換気に必要な風量の計算方法など、機械設備に関するさまざまな勉強をしました。また、「設備システム研究部」という部活動にも所属し、給排水や衛生関係の器具を実際に触りながら、内部の仕組みについて学んだりしました。この部活動を通じて、機械設備の面白さに、さらにのめり込んでいきましたね。

どうして現在の就職先を選んだのですか?

株式会社ダイワテクノを知ったきっかけは、当社で活躍している同じ高校出身の先輩が高校を訪れ、機械設備の施工管理職について詳しく説明してくださったのがきっかけです。自分自身で機械を触るのが好きだったこともあり、現場を指揮・監督する施工管理という仕事がよく分かっていなかったのですが、年齢の近い先輩からいろいろな話を聞くことで、仕事内容が具体的にイメージできるようになりました。

今後は責任者として大きな工事を手掛けたい。

現在はどんな仕事に携わっていますか?

施工管理の担当者は、工事に必要となる施工図面を作成し、現場でどのような配管をすればいいかなどを考えます。現場を取り仕切る責任者として、実作業を行う協力業者の皆さんに指示を出したり、工事がスケジュール通りに進んでいるかを確認したりするのが主な仕事です。

現在は、主に農協関連の建物の機械設備を担当しています。JAの本店や支店で、建物の改修工事を行う際のさまざまな設備の工事を行っています。主な業務は、エアコンや換気扇、トイレや水道などの設備の取り付け工事の施工管理です。今携わっている現場では、以前は厨房として使われていたフロアを取り壊し、一般的な事務室に作り替えるための工事を進めており、現在はエアコン関係の取り付けを行っているところです。

実際に働いてみて感じることは?

施工管理の醍醐味は、お客様と直接お話をしながら、どういう方針で現場を進めていくかを考えたり、自らの力でよりよい方向に持っていけたりするところです。その一方で、自分の判断や行動が、工事の進捗に大きな影響を与えますし、指示の出し方が悪ければ施工ミスにつながることもあります。さまざまな責任が伴う仕事だけに、建物が完成した時は本当にうれしいですね。

私が入社後はじめて本格的に担当したのが、岐阜市の新庁舎の工事でした。先輩社員と一緒に工事を進めたのですが、岐阜市のランドマークとなる巨大な建物に携わることができ、完成した時には大きな達成感を味わうことができました。今後は、二級管工事施工管理技士などの資格を取得し、責任者の立場となって自らの手で大きな現場を手掛けていきたいです。

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