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僕のデザインで
お客様が感動する。
その瞬間こそが
何よりの醍醐味。

Profile

名城大学理工学部卒。27歳。大学時代には建築を専攻し、卒業後は地元の建設会社で施工管理を2年間経験した後、向井建築事務所に転職。入社3年目の現在は、二級建築士の資格を取得し、主に一般住宅の設計・工事監理などを担当している。

KAZUKI NAITOU

株式会社 向井建築事務所
設計・建築

内藤 和揮さん
※取材・撮影:2018年11月

INTERVIEW MOVIE

建築の道を選んだのは、「街に残る仕事」だから。

小さい頃から建築に興味をお持ちだったのですか?

はい。ものづくりの仕事がしたいと考えていて、その中でも建築に興味を持っていました。小学校高学年の時の職場見学で、設計事務所を訪問させてもらい、面白そうだと感じたのが興味を持つきっかけでした。同じものづくりでも自動車などとは違い、自分の設計したものが街に出来上がり、ずっと残るのがいいな、と。

どのように建築について学ばれましたか?

大学に進学し、高校時代から数学が得意だったので、建築物の構造について詳しく勉強しました。耐震に強い建物を作るための構造計算の基礎などを学び、卒業研究では、大学に設置されたタワーの揺れの測定などを行いましたね。

大学卒業後は、学んできた知識を活かしたいと地元の建設会社に就職し、施工管理の仕事に携わりました。ただ、仕事を続けるうちに、元々興味があった建物を設計する仕事にチャレンジしたいと思うようになり、現在の会社に転職しました。

今の会社を転職先に選んだのはどうしてですか?

デザイン性が高い建物を数多く手掛けていますし、なにより地元・岐阜市の設計事務所だったのが一番の理由ですかね。慣れ親しんだ地元の建物に携わることで、地域に貢献したい思いが強かったですから。

お客様が口にする「かっこいいね!」を聞くために。

現在はどんな仕事に携わっていますか?

現在は、半年後の完成に向けて、平屋の住宅の設計と工事監理を担当しています。建築士の仕事には、建物のデザインを考えるだけでなく、関係各所に書面を提出するといった手続き業務なども必要です。そこで昨年、戸建て住宅の設計に欠かせない二級建築士の資格を取りました。帰宅後、1~2時間ほどコツコツと勉強を重ねた結果、独学で合格することができました。

実際に働いてみて建築士の仕事はどうですか?

先日、設計を担当した住宅のお客様から「かっこいいね!」と喜んでいただけたのがうれしかったです。陰影を出すことで建物に立体感を付けるなど、一般のハウスメーカーにはないような個性的なデザインが気に入ってもらえたようです。もちろん大変なこともありますが、ゼロから建物を形にできるのは本当に面白いです。今はまだ先輩の指導を受けながら仕事を進めることが多いですが、早く一人前になり、すべてを自分の手で手掛けられるようになりたいです。

これから建築士を目指す人には、ぜひ有名な建築物などをたくさん見ておいてほしいと思います。その一方で、建築だけでなく、それ以外のことにも幅広く興味を持って勉強することも大事です。そうすれば将来、建築士になった時にきっと役立つと思いますよ。

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